正直に伝える事で
今朝も素敵な方に出会った。
今日は朝から、初回セッションで、その方とは初めて言葉を交わす。
セッションが始まる時に、私は、いつも笑顔で明るく声をかけようと決めている。ただ、初顔合わせだと、毎回、私は相当に緊張しているので表情も硬くなっている。その自分自身の緊張を解く上でも口角を挙げて笑顔を作っている。作り笑顔であっても、健康や脳に良い影響があると言われているからだ。(参考;「笑うと健康になる」を遺伝子レベルで検証する 体と心に効果あり - 日本経済新聞 (nikkei.com)
そんな緊張状態から始まったセッションが無事に終わり、ホッと一息ついていたところ、その方から今日の感想を頂いた。私の緊張が伝わってしまったのだろう。しかし、その方は「最初は緊張していたものの、いい時間を過ごす事が出来ました」と仰った。
セッションは生き物だと常々思う。それは、その日扱うテーマだけでなく、向かい合う二人のその日のコンディション(心も体も含めて)によって、同じ二人で何度セッションを繰り返しても、毎回の後味が異なる。扱うテーマによっては、想いを上手く言葉に出来なかったり、感情が整理できなかったりする時もある。良いも悪いもなく、「今はそういう状態なのだ」という事を、二人で共有したいと思っている。
この方は、今日のご自身のセッション中の状態や感情までも含めて、丁寧に正直に伝えてくださった。それを読んだ私はそのリアルさと正直さに感謝を伝えたくなって、すぐさま返信をした。
そして、思った。ご自身の思いを正直に伝える事は人を動かす。
この方は業務上多くの人と接して、他者への物事の伝え方や言葉選び、タイミングなどを熟知されているのかもしれない。それでも、今日伝えていただいたメッセージは、この方の本当の想いが伝わってくる温かなものだった。そして、今日、私達が二人で作った時間が、お互いにとって良い時間になったのであれば、それは私達が本当に望む事だ。セッションの時間を通して、お互いがその想いを正直に伝え合って、手にしたい未来に向かって一緒に進み続けていく。次回からもそんな時間を作っていきたいと思った私は、心からの笑顔になっていた。
頂いたメッセージから、正直に伝え合う事の威力と重要性を改めて教えていただいた、朝でした。
あなたが正直になれない時、何が障害になっているのですか?

