怒りの本当の理由を探る
最近、イライラが続いていた。
余りにイライラしているから、頭痛もひどくなってきた。夜も変な夢をいくつもみていて眠りが浅い、という状況が暫く続いていた。
私は気分が落ち込んだり、イライラする日が数日続くものの、その状態に疲れるのか、飽きるのかは分からないが、「私は、いったい何に落ち込んだり、イライラしていたのか?」と、ある日突然そう思う日がやってきて、すっかり気分を持ち直すという復活の仕方をする。それ程までに深刻な悩みでもないからかもしれない。
今日も、そんな復活の日だったようだ。
きっかけは、ある会議の後のアンケートに対して、私は、若干怒りを含む書き方をして返答をした。怒りに任せて、と言った方が適当かもしれない。返信してもなお、怒りが頭の中でグルグル回っている程、怒りの感情に支配されていた。
私のアンケートの返答を見て、すぐにその方は返信をくださった。
その方は、私の怒りを含む書き方に対して「あなたの率直な意見を共有してくださって、有難うございます。本当にその通りで、私達が共に持続可能な状態で進むには、この事は本当に必要な事です。」と冷静に、承認をして下さったのだ。その上で、今に至るまでの状況と現状、そして今後どうしたいと考えているかを、私に共有してくださった。
それで、私は(判ってもらえた)と安心したのだと思う。それと同時に、私はここ最近、自分がずっと焦りを抱えていた事に気が付いた。焦りの原因は自分の事業の事や、家族の事、自分の将来の事等が、色々とないまぜになって、不安や焦りが募っていた。それを誰かに吐露したり、相談したり、共有する事が出来ず(せずに)、抱え続けていて疲れていたのだと思う。
私が怒りを表す時は、多くの場合疲れている。精神的にも肉体的にも疲れてくると怒りとして現れてしまう。その疲れが、今日のアンケートの返答というところにも現れてしまったのだと気が付いた。そして、返信をくださった人の「本当にあなたの言う通りです」という言葉で、私は安心して気持ちがほどけた事で、疲れからくる怒りが収まり復活したのだと思う。
安心したり、怒りが収まる事だけで目の前の事実(事業への不安や家族の心配)は解決しない。だが、精神的に落ち着ければ、今は何をすべきなのか、今は心配しないと決めるのか等、冷静に考える事が出来る。一つ一つコツコツとやるしか、結局のところ課題は解決しないし、目標には到達できないのだ。それすらも、怒りに支配されている時には判らなくなってしまっていた。
いただいた言葉ひとつで、今日は復活できたのでこのBlogも書く事が出来ました!
あなたが他者からの言葉や態度で、救われた事にはどんな事がありますか?

